星占いがしっくりこないのは、
「もう一人のあなた」をおきざりにしているからかもしれない
「今日のあなたの星座は第1位!〇〇座のあなたはこういう性格なので…」
朝のテレビやSNSで星占いをふと目にしたとき、少しだけモヤモヤすることはありませんか?
- 「元気で行動力があるって書かれているけれど、私はもっとのんびりするのが大好きなのに……」
- 「同じ星座の友だちと、性格がまったく違う気がする」
- 「世界中の人をたった12タイプで分けられるわけないでしょ」
もし星占いを見て、自分の星座の特徴にどこかしっくりきていないのだとしたら、それは占いが外れているわけではなく、あなたという存在の「ほんの一部」しか光が当たっていないだけなのです。
社会の中でがんばる「太陽」としての自分
私たちが普段「私は〇〇座です」と言っているもの。
それはあなたが生まれた瞬間に輝いていた「太陽」がいた星座の場所です。
この太陽の星座が表しているのは、あなたの「社会的な顔」や「これから目指していく生き方」。
お仕事モードのときや、外の世界で「しっかりしなきゃ」とがんばっているときに発揮される、とても前向きで強いエネルギーです。
でも、私たちは24時間365日、ずっと外向けの自分でがんばり続けることはできませんよね。
おうちに帰ってホッとしたとき、素のあなたに優しく寄り添ってくれているもう一つの大切な星。
それがあなたの心に静かに寄り添う「月」の存在です。
あなたが生まれた時に「太陽」が入っていた星座があるということは、生まれた時に「月」が入っていた星座もあるということです。
その場所が「月星座」です。
誰も見ていない場所でホッとする「月」があらわす自分
「月」の星座が示しているのは、あなたの「無意識の安心感」や「プライベートな素顔」です。
- おうちに帰って、お気に入りの部屋着に着替えてベッドにごろんと横たわったとき。
- 「これをしていると心が満たされる」という、あなただけの秘密の充電方法。
こうしたあなたが人に見せない、もしくは限られた人にしか見せないデリケートな本音の部分は、すべてこの月星座が優しく守ってくれています。
外では「アクティブに挑戦!」とがんばる太陽の星座を持つ人が、おうちに帰ると「一歩も動かずに、お気に入りのお茶を飲んで何もしたくない」という月の星座に切り替わる。
そんな一見「矛盾」しているように思えるギャップも、あなたの心を守るための大切なバランスです。
どちらが本当で、どちらが嘘でもありません。
がんばるあなたも、のんびり屋なあなたも、「本当のあなた」なのです。
同じ星座でも、みんな違って当たり前
占星術の世界では、太陽と月のほかにも、知性を司る「水星」、愛や楽しさを表す「金星」、情熱の「火星」など、たくさんの星を使って一人の人間を丁寧に読み解いていくのです。
太陽星座や月星座と同様に、あなたが生まれた時にどこにその天体がいたかを1つ1つ調べてその影響を見ていきます。
さらに、生まれた時間や場所が違えば、それぞれの星の配置や、星同士が交わす影響力もまったく異なるものになってきます。
だからこそ、同じ星座の人であっても全員同じ性格や運勢になるわけではないのです。
12星座占いは、星の世界に触れるための楽しい入り口です。
けれど占星術としてそこから月星座やほかの星たちにも目線を広げてみると、単なる「当たる・当たらない」だけでは語れない、もっと立体的で奥深い自分自身に出会えるようになります。